webデザインの職業訓練を受講しようと考えてる人が気になることの一つが、就職や仕事についてだと思います。
例えば、
・職業訓練に通ったらwebデザイナーになれるのか。
・どのくらいの割合の人が※web系に就職できるのか。
・どんなところに就職するのか。
・就職先は斡旋してもらえるのか。
・訓練で学んだあと、フリーランスで仕事をしたいと思ってるけど、就職活動はしないとダメなのか。
・フリーで仕事が請け負えるレベルに達せるのか。
疑問は他にも色々あるかと思いますが、ここでは私の体験したことや、調べたことをもとにお伝えしようと思います。
ちなみに私はweb系への就職はしませんでした。
この辺の事情につきましてはまたぼちぼち投稿していこうと思っています。
web系に就職してないやつの話なんて聞いたってしょうがないわ!!
と思わずに読んでいってくださったら幸いです。
webデザイナーになれるのか
結論から言うと、なれる人もいるし、なれない人もいる。
身も蓋もない結論で申し訳ないです。
web系に就職できるかに関しては色々な要素が絡んでくるなー、と実際見聞きしたことや、調べた中で思いました。
私が思った色々な要素というのは、
・運(タイミング)
・個人の熱意と行動力
・その人の実績
です。
以下、詳しく理由を述べていきます。
運(タイミング)
これはかなり大事です。
というのも、例えば気になる会社があるとします。
スキルや意欲、人柄に申し分ない人が応募したとしても、
ついこの間新しい人採用したばっかりで…
と、空きがなければ採用されません。
逆に、
ちょうど募集かけようと思ってたんです
ってことですんなり採用、ってこともあります。
極端な話なんですが、数ヶ月前に何人か採用してしまっていたため不採用だった、という方は実際にいました
また、webデザイン系は実務未経験者の就職は厳しいとよく言われています。
年齢的なことや家庭環境、住んでいる地域によっては更に就職が難しいことも多いです。
でも、
子持ち主婦だけど、近所の会社でwebデザイナーのパートとして就職できました!
って人も中にはいます。
私、これを個人の方のブログで見たんですけど本当に羨ましかったです。
というのも私が就活をしている時は、webデザイン系はあんまりパートって働き方がありませんでした。
地域差というのもあるかもしれないですが
そのパートで就職された方も、色々といいタイミングが重なってそのような結果になったようなので、運やタイミングって本当に大事だよなーと思いました。
それも含めて「ご縁」ですね。
個人の熱意と行動力
これは何をするにも言えることかもですが、
絶対にwebデザイナーになってやるー!!!
という強い思いを持っている人は就職できている気がします。
行動力も違いますしね。
地域では名の知れたweb系の会社に就職したクラスメイトは、訓練中からゴリっゴリに就活してました。
気になるとこには片っ端から応募かけて面接行って。
ダメだったら、ハイ次!!みたいな感じで。
web系で就職活動を行うときは※ポートフォリオの作成がほぼ必須になってくるのですが、その方は作成も早かったですね。
他の方のケースで、御社にどうしても就職したい理由を長時間に渡り切々と訴え、採用を勝ち取った猛者もいました。
熱い思いが相手企業に伝わったのと、あと、面白い人だと思われたのが採用に繋がったようです 笑
その人の実績
訓練中には色々と作成課題が出されます。
それを他のクラスメイトの前で発表したりするのですが、明らかに秀でている人っているんです。
そしてそういう人は講師の目にもとまります。
訓練校は地域のweb業界との深いつながりを持っており、人材募集の案内が直接訓練校の方に来たりするわけです。
そういった人材募集の案内は大抵は訓練生に全員に案内されるのですが、個人的に直接声をかけられ、就職につながった、という人もいました。
webデザイナーの募集だったのですが、個人的に声をかけられたのは、やはり課題発表のときにクラスメイトや講師から高評価を得ていた人でした。
あとは、パソコンの知識にとても長けていた方は、訓練校からスカウトされ、そこの訓練校の講師になっていました。
キラリと光るものがあると、向こうからスカウトされたりということもあります
ちなみに、声をかけられたのは、webデザイナーの方は30代の方と40代の方、講師の方は50代の方です。
年齢ってネックになりがちですが、こうして就職されている方もいます。
年齢であきらめることないんだ!と、とても励みになりました
就職について
就職先
確認できた範囲にはなりますが、以下、私が通ったときの卒業生の就職先です。
・web制作会社
・ECサイトの会社
・アパレル
・事務職
・訓練校の講師
就職率
就職率については、訓練校のパンフレットによると、雇用保険適用就職率65%となっていました。
この65%という数字はあくまで就職率、なのでweb系に就職する人の率はもっと低いことになります。
web系に就職できるのはクラスの半分以下〜3分の1といったところでしょうか
訓練生を就職させるための訓練校なので、就職率は訓練校にとってかなり大事です。
なので、就職させるために訓練校も必死なわけなのですが、私の通った期は就職率が他の期と比べてかなり低かったようで、卒業後も度々、訓練校の代表から就職のお願いの連絡がありました…
基本的には卒業してから3ヶ月以内の就職を求められます
でも、焦って適当なところに就職を決めてしまうよりも、やはり自分が納得できる就職先に就職したいですよね。
こんなこと言ったら訓練校の人に怒られそうですが、でも仕事選びは大事です
フリーランス
訓練校で学んでフリーランスを目指したい!!
という方もいる思います。
なれなくはないんだろうけど…という印象です。
SNSでやブログでもいきなりフリーランスになった、って人見かけますしね
でも、やはり訓練校で学べるレベルのスキルって充分ではありません。
クラウドソーシングも普及しているので仕事案件あっても、自分よりはるかにスキルや経験を持ったwebデザイナーたちと戦わなければなりません。
なのでまず、仕事獲得が難しいという話はよく聞きます。
また、訓練校としては、就職してもらわないと実績にかかわるので訓練校からの圧力もあります。
フリーランスになるのはどこかにいったん就職してからにしてください、と一番最初に言われました
まとめ
職業訓練に通えばwebデザイナーになれるのかということや、就職先や就職率についてお伝えしました。
本文でも書きましたが、webデザイナーをはじめとしたweb系の就職は、未経験者にとってかなりハードルが高いです。
ですが、実際に周りで未経験から就職した人もいますし、ネットでも、未経験でも採用された、という話は多く見られます。
私は諦めてしまった人なのであまり説得力はないかもですが、私が見聞きしたことや実際に周りで成功した人の話が少しでも役にたてばと思い記事にしてみました。
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