私はよく、胃腸が痛くなったり、下痢や便秘を繰り返したりといった症状に悩まされます。
大抵の場合、ホルモンバランスの関係や、ストレス等で引き起こされ、食事の見直しや生活習慣を整えることで改善するのですが、、
この記事は私が胃と大腸の内視鏡検査を受けることにした経緯と検査の流れ、かかった費用についてお伝えします。
検査する病院によって検査前日の食事や行うべきこと、検査当日の流れについて、また、痛みの程度なども異なると思いますが、一例として記したいと思います。
※多少汚い表現もあるかもしれません
検査のきっかけ
2023年3月上旬。
何も食べてないのにずっとおなかが空かない
日々便通はあるけど、全然すっきりしない
そもそも胃腸が動いていない気がする
という症状が2週間以上続き、
もしや何かまずい病気では、、
と心配になり、かかりつけの消化器内科へ駆け込みました。
診てもらいましたが原因はわからず。
薬で様子を見ることとなりましたがその時に、
[word_balloon id=”6″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]もし気になるなら胃と大腸の内視鏡検査受けてみますか?[/word_balloon]
と言われました。
検査をすることにより癌、潰瘍、ポリープ、胃炎やピロリ菌などの病気がわかるようです。
予約は不要で、朝8:30までに来院すればいつ来てもいい、とのことでした。
とりあえずその日は
前日服用する下剤と、検査を受けるにあたっての案内をもらって帰宅しました。
検査受けるほどかなぁ、としばらく悩みましたが体調がよくなる気配がなかった為、土曜日に受けにいくことにしました。
検査前日
検査前日の夕飯は食べていいものとして、うどんやパン、白米や白身魚、豆腐など。
避けた方がいいものとしてそばや野菜、海藻などがあげられていました。
その日、我が家はカレーだったため、消化に悪そうだしダメだろうなぁと、ダメ元で病院に電話してみると、なんと大丈夫と言われました。
なので夕飯はカレーを食べ、小さい容器に入った下剤も出されていたので、寝る前に水に溶かして飲みました。
下剤ということで、ギューっという急激かつ強烈な痛みを想像してましたが、痛みは全くありませんでした。
便がいつもより出る、くらいの感覚でした。
検査当日
8:30 受付
検査後車を運転して帰宅するのが不安だったため、自転車で向かいました。
「8:30までに病院に来てください。」
とのことだったので8:25頃到着すると、既に3人の患者が待っていました。
女性2人と男性一人で、みなさん50、60代くらいでした。
8:50 下剤服用
看護師さんにそれぞれ名前を呼ばれ、受付待合室から奥の部屋へ。
1L程のペットボトルに入った水のような飲み物とコップが4セット用意され、各々それらの前に座りました。
「これは下剤です。15分くらいでこの飲み物を全部飲み切ってください。
飲み終えたら診察室に来てください。」
と指示があったので、コップに注ぎ、皆一斉に飲み始めました。
その飲み物は飲みやすくする為か、冷え冷えでした。
うすーいポカリスウェットのような味で、美味しくはないけど飲めなくはなかったです。
ただ、量が結構あったので飲み切るのが大変でした。
私が4人の中で一番早く飲み終え、診察室へ。
9:00〜10:30 腸管洗浄
医師から説明。
検査の流れを聞き、もし検査中にポリープが見つかった場合は切除していいかを聞かれ、同意書にサインしました。
ポリープを切除すると15000円程追加でかかると言われましたが、入っている保険によっては日帰り入院が適用され、保険がおりるとのことでした。
説明が終わると、簡易的な浴衣のようなものに着替えるように言われました。
下はパンイチ指示でしたが、上は脱がずに来たまま羽織って大丈夫でした。
「これから10分おきくらいを目安にトイレに行ってください。
排泄物の中に固形物がない状態になったらOKです。」
と言われたので、受付待合所で再度待機。
下剤飲料を、しかも1Lも飲んだので、軽い便意のような尿意のようなものがちょこちょこ訪れ、5〜10分くらいおきにトイレへ。
小便なのか大便なのかわからない水状のものが毎回出ました。
余談ですが、ここの病院のトイレが個室2つしかなく、更に男女分かれていませんでした。
大腸検査の男性は気を遣われてか、2階のトイレに通っていたのでかちあうことはなかったのですが、何回か通院患者の男性が男性用便器前で用を足している場面に出会し、気まずくありました。
途中、8回目くらいで看護師さんに便の状態の様子を見てもらい、12回程トイレを済ませると、固形物はほとんど見られなくなりました。
11:00 検査
名前を呼ばれ、今度は尻に穴の空いた紙パンツを渡され履き替えました。
そして椅子に座り小さいコップに入った液体を渡され、それを口に含んだまま上を向きそのままホールド。
1、2分くらいして吐き出すよう言われました。
次は今度はスプレーを口内に吹きつけられたのですが、非常にまずく、思わずえずいてしまいました。
「喉の奥がもったりした感じになります。」
という看護師さんの言うように何だか喉の奥がおかしい。。。どうやら麻酔のようでした。
これが今回一番しんどかったです。。
そして検査室でしばらく横たえられたまま放置。。
口の中の麻酔のせいでその間よだれがダラダラ。
口内に麻酔スプレーされた後から口の中がずっと気持ち悪く(おまけにちょっと寒かった)、早く終わって欲しい、、、と思っていたのですが、その後点滴を通して全身麻酔され、口から管を入れられ、検査をしてもらっている間に麻酔が効き、頭がボーっとしてきて意識を失い、気づいた時には検査は終わっていました!
結果は特にポリープもなく、胃も大腸もキレイな状態とのことでした。
会計も含め、12:00過ぎには終了しました。
費用
検査費ですが、私の場合は症状ありでの受診でしたので3割負担で11,410円の請求でした。
ネットで検索すると5、000円〜15,000円くらいと幅があり、使用する薬や下剤の種類や量によって費用に差が出てくるとのことです。
その後とまとめ
腸に溜まっていたものが出たからか、特に何も問題がないことがわかったからかわかりませんが検査して数日後には胃腸がちゃんと動くようになり、体調も回復しました。
結果として何もなかったわけですが、検査を受けたことで、「胃や大腸に病気はない」という確信が持てたことはとてもよかったと思います。
大腸検査を受けたというと、まだ若いのに?!とよく言われるのですが、病気になる確率は低いとはいえ0ではないので、気になったらまずは病院で受診して、必要があれば検査を受けるのはいいのではないのかなと思います。
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